本記事は、ニトリのスキレット(通称:ニトスキ)を4年愛用している主婦のレビューとなります!
ニトリのスキレット(通称「ニトスキ」)は、500円以下という驚きの価格と優れた使い勝手で大人気となり、一時期は品切れになり、品薄状態が続きました。
・安いけど、耐久性あるのかな?
・スキレットって面倒くさそう…
使う前は、このように思った私でしたが、実際に使ってみると、ニトスキは、その使い勝手の良さと耐久性の高さで長く愛用していける商品ということが分かりました!
この記事では、ニトスキを4年愛用している主婦が、ニトスキの使い方や長期使用で分かった本当の魅力などを紹介していきます。
一大ブームを巻き起こしたニトスキの使い勝手が気になる人は最後まで読んでみてね。
長期使用で分かった最大のメリット3選
主婦が4年間使用して感じた、ニトスキのメリットは次の3つです。
- コスパ最強!安いのに、しっかりとした耐久性
- 誰でも美味しい料理が簡単に作れる
- 家でもキャンプでもタフに使える
それぞれ、順番に解説していきます。
コスパ最強!安いのに、しっかりとした耐久性
ニトスキは2種類のサイズが販売されていますが、何と言っても、その安さが最大の魅力です。
私が購入したのは小さいサイズ。今の値段は399円(税込み)ですが、購入当時はもう少し高かったような覚えがあります。
種類 | 税込み価格 | サイズ | 重さ | ガス火 | IH | オーブン | 食洗機 | 電子レンジ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
小(15cm) | 399円 | 幅25×奥行16.5×高さ3.9cm | 約800g | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ |
大(19cm) | 799円 | 幅29.3×奥行21×高さ4.5cm | 約1.2kg | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ |
それでも、調理器具で500円もしない価格設定で、「こんなに安くて大丈夫?」と最初はその耐久性に疑問を持っていました。
購入時の不安とは裏腹に、ニトスキは4年経った今でも現役バリバリ。
むしろ使い込むほどに味が出てきて、高級スキレットのような雰囲気すら出てきました。
本当に500円以下で、これだけの品質が手に入るのは驚きです!
誰でも美味しい料理が簡単に作れる!
ニトスキは鋳鉄製。
熱むらが少なく、ほどよい厚みがもたらす保温性で、食材を均一に美しく焼き上げてくれます。
後ほど紹介しますが、このスキレットでぜひ作って欲しいのが、目玉焼き。
弱火でじっくり焼くと、レストランのような美しい仕上がりになります。
引っ付きやすい目玉焼きがスルスル剥がれる様は感動モノ!
鋳鉄とは、炭素を2.0~4.5パーセント程度含む鋳物用の鉄であり、一般的には鉄を使った鋳物製品全般、またはそこに用いられている鉄のことを指します。
家でもキャンプでもタフに使える
ニトリのスキレットは、IH・ガス・オーブンと何でも対応できる万能選手です。
また、高温でもタフに使えるため、焚火や炭などを使うキャンプの時にも大活躍!
また、ニトスキはアウトドアメーカーが販売しているスキレットよりも小ぶりなサイズなため、キャンプへの持ち運びが簡単にできます。
私はキャンプに持って行ったときは、ニトスキを焚き火台の上に放置して、錆や焦げ付きを焼き切ってからシーズニング(食用油でコーティング)するようにしています。
定期的に錆や焦げ付きを焼き切ると、きれいな状態で使い続けられるよ!
正直に告白!ニトスキの気になる欠点
4年間、ニトスキを使用していると、次のような気になる点がでてきました。
- 錆びやすい
- ハンドルカバーが必要
- 重量感がある
これらの欠点は、他のスキレットにも共通する鋳鉄製品特有の特徴と言えるかもしれません。
しかし、実際の使用経験から、これらの欠点は適切な使用方法で、十分に対処可能な範囲だと感じています。
順番に解説するね!
錆びやすい
ニトスキは鉄を使った鋳物製品ので、どうしても錆びやすいです。
- シンクで水につけっぱなしにする
- 食器用洗剤で洗う
- 洗った後に水滴が付いたまま放置する
このように、いつもの調理器具を扱う感覚でスキレットを使っていると、すぐに錆びます。
私のスキレットは、底面に錆が出てきましたが、調理の際に食材に直接触れるわけでもないので、そのまま使用しています。
ハンドルカバーが必要
スキレットを火にかけると、持ち手部分にも熱が伝わるため、素手では触れないほど熱くなります。
そのため、使用中はハンドルカバー(持ち手部分に被せるカバー)や鍋つかみの併用が必須です。
ふきん、鍋つかみなど、ハンドルカバーとして色々試してきましたが、安全・快適に使えると感じたのは、やはりスキレット専用のハンドルカバーでした。
私はキャプテンスタッグのハンドルカバーを使っていますが、ニトリでは、ネット限定でハンドルカバーのセット商品が販売されています。
火にかけた状態のままハンドルカバーをつけていると、熱でハンドルカバーが痛みます。
調理中は、スキレットからハンドルカバーを外すようにしましょう。
私はキャンプの時にハンドルカバーが溶けちゃったよ(泣)
重量感がある
ニトリの15cmタイプのスキレットは、アウトドアブランドのスキレットに比べるとコンパクトですが、やはり鉄鋳物。
15cmの小サイズでも約800gもあります。
フッ素加工のフライパンなどに比べると、どうしても重量感があり、重たく感じます。
ニトリのスキレットはこんな人におすすめ!
- キャンプや料理を始めたばかりで、手頃な価格の調理器具を探している方
- 本格的なスキレット料理を試してみたい初心者の方
- 耐久性があり、コスパの良い調理器具を求めている方
ニトリのスキレットは価格が手頃なのにもかかわらず、作りがしっかりしているので、家庭用はもちろん、キャンプで使うスキレットとしても十分使えます!
また、保温性に優れているので、調理後そのままテーブルに出しても料理が冷めにくく、最後まで美味しく頂けます。
テーブルに出すと、雰囲気がカフェのようにワンランクアップするよ!
【ニトスキで超簡単!】失敗なしのリピート料理2選
先にも述べましたが、ほどよい厚みのニトスキで料理をすると、食材に均一に熱が伝わるので、料理を美しく仕上げることができます。
さらに、ニトスキを使い続けるうちに酸化被膜(スキレットの表面を覆う保護膜)がしっかりと定着していくため、食材が引っ付きにくくなります。
そんな愛すべきニトスキを使って、我が家でよく作る簡単料理を2つ紹介します。
- 毎日の朝食に!絶品目玉焼きのオープンサンド
- 鍋料理後の超簡単おじや
毎日の朝食に!絶品目玉焼きのオープンサンド
我が家では、ニトスキで焼いた目玉焼きを使ったオープンサンドをよく作って食べています。
料理って、シンプルであればあるほど、難しいですよね。
その中でも、意外と難しいのが目玉焼き。
目玉焼きは、フライパンに引っ付きやすい料理の1つでもあるよね(泣)
ところが、ニトスキを使うと、目玉焼きがビックリするほど簡単に美味しく作れちゃうんです。
ここでは、ニトスキで簡単に作れる絶品目玉焼きを使ったオープンサンドの作り方を紹介します。
点火してすぐ、油を大さじ1ひきます。(我が家では小さいニトスキを使用しています。)
卵はできるだけニトスキに近づけた状態で、そっと割り入れます。
卵を「落とす」というより、卵をニトスキの上に優しく「置く」という感覚です。
目玉焼きに火を入れている間に、食パンをトーストしておこう!
フライパンの蓋を使って半熟にする方も多いと思いますが、ニトスキならフライパンの蓋は不要です。
弱火でじっくり火を入れるだけで、トロトロの半熟の目玉焼きも、しっかり固めの目玉焼きも火にかける時間を変えるだけで、自由に調整できます!
千切りキャベツ→ ハム→ マヨネーズ→ スライスチーズ→目玉焼きの順で乗せていきます。
鍋料理後の超簡単おじや
実は、オーブンにそのまま入れてもOKなニトスキ。
そんなニトスキの特徴を活かして、鍋の季節によく作るの絶品おじやを紹介していきます。
いつものおじやに、ひと手間加えるだけで格段に美味しくなるよ!
チーズが溶けるまで、トースターで温めます。
ブロッコリーやミニトマトを乗せて焼いても美味しいよ!
火傷に注意しながら、ニトスキをそのままテーブルへ出しましょう。
ニトスキは保温性が高いので、最後までホカホカの状態で美味しく食べることができますよ。
神経質にならなくても大丈夫!ニトスキを長持ちさせる秘訣
「スキレットって、お手入れが面倒でしょ?」
スキレットのお手入れに対して、ハードルが高いと感じる方もいると思いますが、ズボラな私が雑に扱っても長く愛用できるタフな調理器具です。
ここでは、私が使い終わったスキレットを普段どのように手入れしているのか、紹介していきます。
ニトスキは、少しポイントを抑えるだけで長く愛用できますよ!
スキレットは使い終わったらすぐ汚れを拭き取る
一番やってはいけないのが、汚れたスキレットを1日中放置すること。
調理を終えたら、スキレットに付いた調味料や食材を拭き取るようにしましょう。
特にケチャップやお酢などの酸性の食材は、鉄の酸化を早めてしまい、スキレットが錆びる大きな原因になってしまいます。
不要になった布を切ったウエスやキッチンペーパーを使って、スキレットの汚れを拭き取るようにしましょう。
使い終えたタオルを切ってストックしておくと、環境にも優しくて重宝するよ!
洗うときはスキレットが冷めてから
調理が終わってすぐ、スキレットが熱々の状態でシンクに放り込むのはやめましょう。
高温のスキレットにいきなり冷たい水をかけると、負担が大きく、変形やひび割れなどの原因になります。
スキレットは、手で触れられる程度まで冷ましてから洗うようにしましょう。
食器用洗剤は使わない
シーズニングで油膜を張ったスキレット。食器用洗剤を使うと、コーティング作用が失われてしまうため、食器用洗剤はNGです。
スキレットを洗うときは、タワシと水で洗います。
汚れが酷いときは、お湯を使うと汚れを落としやすくなります。
表面の照りがなくなったらシーズニングする
シーズニングが面倒だなと思っている方にお伝えしたいのですが、スキレットに毎回のシーズニングは不要です!
シーズニングのタイミングである、スキレットからの合図はたった1つだけ。
それは、
- スキレットの表面から照りがなくなってきた。
たったこれだけです。
酸化被膜(油のコーティング)がしっかり張ったスキレットは、ツヤツヤしているよ!
スキレットをタワシと水で洗った後に、何となく照りやツヤ感がなくなっていたら、乾かすついでにスキレットを火にかけ、薄っすら白い煙が出てきたら、油を塗ってシーズニングしましょう。
スキレットがツヤツヤしていれば、「スキレットに食材が引っ付く」というストレスから開放されますよ!
まとめ:4年使用して分かった本当の価値
- 長期使用で分かった最大のメリット3選
- 正直に告白!ニトスキの気になる欠点
- ニトリのスキレットはこんな人におすすめ!
- 【ニトスキで超簡単!】失敗なしのリピート料理2選
- 神経質にならなくても大丈夫!ニトスキを長持ちさせる秘訣
小さいサイズなら、399円という驚きの価格で手に入るニトリのスキレット。
4年間使い続けて分かったのは、その価格以上の耐久性と使い勝手の良さでした。
ニトスキは間違いなく「買って損なし」の商品だと断言できます。
ニトスキなら、初めての方でも扱いやすく、キャンプや自宅での調理の幅を広げてくれる頼もしい相棒になってくれるでしょう。
スキレットを使ってみたいな、と思う方は、ぜひニトスキを試してみてくださいね!